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当事者性って 

当事者性がよくわからなくなってきた。

まあ、僕が相手の立場に立っていないのだが。


今日、板橋Aくん。

はじまる前に、来週の合同スパーリングの場所を聞く。
大山の区民会館が700円であいていたが、大山まで行かなければいけないので、(他の相手の住んでる)中央区でいいですと言い出した。

彼の場合、面倒くさい、や金、よりも「外に出たくない」のほうがとても大きいのだ。
(予約を入れるために、一度行って払わなければいけない)

たしかに、今後もそれでは面倒くさい。
とりあえず中央区に問い合わせたが、近くの施設は空手には使えなかった、もしくは高い。

そんで、前の日記に書いたように、タダで手軽で趣旨に賛同してくれて貸してくれる所、を彼のネットで調べてみた。

とりあえず、NPOのフリースペースを探すことにして(いいかんじのもあったが、なんか休みみたいだた)、最低3つ、近辺で問い合わせできそうな所を調べてきて、と言った。

そんで、とりあえず来週21日は、大山だ、とも。



稽古をはじめることにして、体操の途中で
「やっぱり28日でもいいですか、どうも体調が悪くて」と言い出した。

ちょっと、体操をとめ、話す。


たぶん、そろそろ僕がひっぱっていくだけの支援スタイルでは限界なのだ。

彼は、強くなりたいが、僕はその手伝いをするのが支援だ。

僕一人が、盛り上がって「楽しそう」という方向で進んでいくのは、違うだろう。


「でも28にしてもただ先延ばしなだけかもしれない」と彼は言う。



「日にちの調整は、じゃあ他の2人と君が調整してくれないかな。僕はそこに行くから。
ただ、スパーリングのやり方は、ちょっと変えようかと今思った。
今までは、僕が思いついてセッティングするだけだったけど、これからはずっとそういうやり方でやっていても、僕の自分勝手だよね。

一つは、スパーリングをしたい時を君自身が選べる。君がしたくなったら、僕に言う。でも、これは君が今の時点で何を目標に空手をしたいのか、自分の中ではっきりさせて僕に言えるようになってからだ。
(今まで目標は、筋肉トレの回数、スパーをする、など彼の方向性を聞きながら僕が決めていた)

もう一つは、月一度第何曜日は必ずスパーリングの日、とあらかじめ決めておくことだ。

どっちがいい?」



「それは…僕が決められるほうがいいです。でも、空手の今の目標…というと、わかりません。
ずっと、ひっぱられてやってきたので。
流れに従うように生きてきたので、自分で選ぶ、というのがどういうことかわかりません。
自分で決められないんです。引っ張ってもらうほうがらく」


これが、リアルだな、と思った。



「なんで、家出たの?」


「死ぬか、生きるか、って思って追い詰められて、生きるしかないと思って、それなら、強くなるしかないと思った。
社会的な強さとか、初対面の人とすぐ目標を持って話せるとか、そういうのが憧れる。
空手をはじめたのは、バイトをはじめて、すごいクレームつけてくる客がいて、すごいムカついて、もう空手をするしかない、と思ってネットで探して、レンタル空手家を見つけた」


その話は、はじめて聞いた。


そんで、会話タイムに突入。

彼が、生きるか死ぬかだと、死ぬのほうが多くて、スパーリング終わった後とかでも、もう誰にも会わないって決めたりする。
でも「嫌すぎたら死ねばいいか」と思ってまたやろうとか思ってきた。
とか言う。


「君の話を聞いていて、僕の昔を思い出した。~自傷等の話~。死ねばいいや、で生きていく、ってのあったよな」と。


空手は楽しい?


なんか、やらなきゃいけないものじゃないかと思って、自分の中で


俺もそうだった、楽しいと思ってやってることなんてなかった
でも必要だと思ってやってた。
ボコボコに殴られてそれでもまた明日行く俺wwwとか酔ってたり
バイト先のムカつくやつもアバラ折れるくらいにしなきゃ、と思ってたり
なんかそういう「思い込み」でやってきてた
練習キツイしさ。
気持ちいいってのはあったけど。



そんな話から、カポエラや沖縄空手、白蓮教徒や黒人のスラムボクサー、ムエタイなどの話をして、格闘技って、必要に迫られてやるタイプがいるんだよ、って話。


本当は、別に、家族と幸せに暮らしてたいけど、どうしても、力が必要な時があるよな、という。


まあ、そんなこんなで2時間くらい話しているうち、彼にやる気が少し出てきて、まあ来週はスパーとりあえずやるぞ。
それからのことは考えてくれ、ということで稽古を少しだけはじめる。



「空手をはじめて新陳代謝がよくなって、汗が出るようになった」らしい。




軸と動作を意識させる基本の攻撃。
上段中心のミット何パターンも。

最後にシャドウのやり方何パターンも。

今日は時間を会話にすごくとったので、1時間弱で終了させた。




まあ、そういうことだ。


当事者性ってのは、俺にはまだわからん。












そういえば、話の中で、ひきこもり用の合宿支援とか、あるけど、どう思う?って
彼は「僕には合わないと思います」って言ってた。
何をしたらいいのかわからないし、一日で鬱になると思います。

まあ、俺もそうだよ。
行きたくもねえ。

格闘技で合宿っていう場所もあるが…
すみません、正直…僕も「合わないタイプ」だと思います。


だって、親に言われて勧められて、やっとしぶしぶ来るようなやつばっかりのとこで、自分もいるって、それだけで嫌じゃん。
うぜえ。
自分の意志で、空手をやろうと思って、そういうやつがまわりにいるってのなら、自分も行こうと思える。
でも、ひきこもりたいやつは、ひきこもってればいいんだよ。


今思ったのだが、たぶん、既存のひきこもり支援というのは「本人支援」というより(結果的にそうなるケースはあるだろうが)「親支援」なのだろうな、と思った。
俺は、かんべん。



そこで、「レン空ゲストハウス」の話をして、合宿形式が回復が早いのは確かだと思う(禅道会の人も言ってた)。
「格闘技をやりたい(でも怖い)ひきこもり脱したい(でも一人の時間が怖い)」という希望者(親から勧められるのではない)が4~6人で住む話(マンガ家トキワ荘の脱ひき格闘技版)をしたら
「それだったら青春ですねえ!」と言って笑ってた。

その後、自分の似たような人に会ってみたいような意味ないような…という話に発展していった。

だから、こういうとこから少しづつ、当事者性が見えてくるのかもしれない。
(実践はまた、大変なのだけど)

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